皆さんはこたつの購入のとき、どのような箇所を確認しますか？

まず最初に見るのはもちろん外見。
その次に見るのは価格。
最後にヒーターの種類になると思います。（もしかしたらヒーターの種類なんて見ないかも？）

そこで、こたつを買うにあたって気にしてほしいのが最後のヒーターです！
これによって使用感はだいぶ変わってきます。
使っているヒーターによって全く暖まりやすさなどが変わってくるのです！
寒いなか帰ってきてこたつをつけて入っても全然暖まらない！という叫びをよく聞きますが、それは8割ヒーターの種類のせいです（笑）
壊れているわけではないと思います。

そこで、今回はヒーターについてお話していきます！

１.石英管

石英管ガラスの中にニクロム線コイルを巻いたものを入れたもの。

特徴
・即暖性は乏しい
・遠赤外線を多く放出するため、体の芯まで暖まる。
・ヒーターの寿命は約7000時間

こたつにもいろいろと種類がありますが、現在主流となっているのは4種類！
それぞれ特徴を交えて紹介していきます。

２.ハロゲン

同じ石英管ガラスを使っているが、中身がタグステン線コイルに代わる。
それに加え、不活性ガスを封入して封止している。

特徴
・即暖性が高い
・ヒーターの寿命は約8000時間

３.カーボン

カーボンの薄板をフィラメント加工し、またも不活性ガスとともに石英管に封入したもの。

特徴
・即暖性が高く、温度が上がりやすい
・上記二種類のヒーターに比べ、寿命が長い

４.フラットヒーター

電熱コードを利用し、そこから発生する熱で暖まる。

特徴
・ヒーター事態が薄く、こたつ内が広め
・消費電力が少ないため電気代がかかりにくい
・即暖性に乏しく、暖まるまで時間がかかる

4種類のヒーターを紹介してきましたが、一応もう1種類、コルチェヒーターというものもあります。
しかし、コルチェヒーターを利用したこたつが今ではだいぶ減ってしまっているため、今回は省きました。
ニトリなどで売っているこたつは大体上記の4種類になります。

選び方ですが、もちろん生活スタイルに合わせるのが一番です。

例えば、基本的に夜寝に家に帰ってくるような、基本家にいない人が暖まるまでに時間のかかるヒーターを買ってもこたつを使うこと自体がなくなってしまうと思います。
なので、家にいる時間が多く、炬燵を利用する頻度が高い人は石英管ヒーターやフラットヒーターを、あまり家にいる時間が少なく、こたつを利用する頻度が低い人はハロゲンヒーターやカーボンヒーターを選ぶといいかなと思います。

こたつはこたつ布団をかけて使うのが一般的です。
しかし、基本的には別売りになっています。
なので、購入の際はこたつ布団が付属してるかどうか確認しましょう。
別売りの場合は店員さんに確認してサイズの合ったものを選びましょう。
サイズが大きすぎると邪魔になるのと、余った部分がヒーターに接触すると家事になったりもするので大変危険です。