家を建てた人たちの世帯収入は平均で約750万円!?

日本全体の平均的な世帯収入は?

直近では全世帯平均の所得金額(世帯全体の金額。年金や保険も含む)は528万9000円。児童がいる世帯では働き盛りの世帯主がいる場合が多く、配偶者もパートなどで家計を支えている事例も多々あり、平均所得は高めに推移しており、2013年分では696万3000円となる。
平均額は529万円だが中央値は415万円。平均値以下に多くの世帯が収まっている

平均所得である528.9万円から見ても、中央値の415万円から見ても、家を建てている世帯の平均の所得750万円は非常に高い額に感じます。

家を建てられている方は旦那さんと奥さん、共に正社員で働かれている世帯が多いのでしょうか。

第1次取得者(初めて住宅を購入する人)の世帯年収

国交省の住宅市場動向調査(平成24年度版:平成25年に公表)の結果が参考になります。これによりますと、第1次取得者(はじめて住宅を購入する人)の世帯年収は住宅種別ごとに以下のような結果が出ています。

○注文住宅 ※平均年収:579万円
400万円未満  16.4%
400~ 600万円 37.9%
600~ 800万円 23.2%
800~1000万円  7.9%
1000~1200万円  2.6%
1200万円以上   3.9%
無回答      8.1%

○分譲住宅(建売住宅や分譲マンション) ※平均年収645万円
400万円未満   3.1%
400~ 600万円 34.4%
600~ 800万円 34.1%
800~1000万円 13.1%
1000~1200万円  3.5%
1200万円以上   1.7%
無回答     10.1%

○中古住宅 ※平均年収:578万円
400万円未満  12.2%
400~ 600万円 40.0%
600~ 800万円 28.5%
800~1000万円  9.5%
1000~1200万円  2.9%
1200万円以上   1.0%
無回答      5.9%

初めて家を建てる人達だけに絞ると少し年収額も落ち着いてきますね。
家を2軒、3軒と建てることが出来る人たちも含めると、世帯年収額が750万円と高くなるのは納得ですね。

住宅の種別にもよりますが、最低でも世帯収入が400万は無いと動き出すのは難しそうです。
また、分譲住宅を購入した層の平均年収が645万円と高いのは土地と建物の代金が必須で必要になる事が起因しているようです。

注文住宅なら、両親や親戚から譲り受けた土地に家を建てたり、住宅を建て替えたりすることで土地代が浮きますので、収入が低い世帯でも家を建てられる、という事です。

収入に合った住宅選びを。

年収に応じて購入する住宅の価格帯が変わるのは当然ですね。
過度に周りの収入を意識せずに、それぞれの収入に合った家を建てましょう。

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