保険会社が破綻!加入中の保険はどうなるの?
今加入中の保険会社が、もし破綻したら一体どうなるのでしょうか。
お金は返ってくるの?保障は?など様々な疑問があることだと思います。
そんなことないと思いたい、保険会社の破綻についてまとめました。
保険会社が破綻したときはどうなるの?
万が一、現在加入されている生命保険会社が破綻(はたん)してしまった場合に、そのときの年齢や健康状態によっては、それまでと同様の条件で新たに生命保険に加入することが難しくなることがあります。
「生命保険契約者保護機構(以下、保護機構)」により、一定の契約者保護が図られます。
保護機構には、国内で事業を行う全ての生命保険会社が加入しており、倒産した生命保険会社の契約を引き継ぐ「救済保険会社」または「承認保険会社」などに対して資金援助を行います。
破綻してしまっていても、加入している保険契約は継続されるとのこと。
ひとまずは安心ですね。
しかし、破綻前の状態とすべて同じ状況とはいきません。
じゃあ何が違うの?この疑問について回答します。
保険契約は誰に引き継ぐの?
それは、「救済保険会社」です。
つまり、他の保険会社が助けてくれるということです。
保険契約の移転・合併・株式取得などにより、助けてくれた保険会社に吸収されることで、保険の契約が守られるわけです。
ただ、救済保険会社が現れなかった場合は、保護機構の子会社として設立される「承継保険会社」が引継ぎをし、保護機構が救済をするようです。
破綻したときのマイナスはないの?
もちろん、何もかも前と同じというわけでもありません。
もしかすると、下記の場合もあります。
①責任準備金の削減
②予定利率の引き下げ
③保険金の削減
④早期解約控除ができる
このように、加入した時よりも利率や保険金が少なくなってしまうリスクがあります。
ですので、しっかり加入前に保険会社の資金力を調べて、倒産しないような保険会社を選ぶのが大事です。
今加入中の保険会社が、もし破綻したら一体どうなるのでしょうか。
お金は返ってくるの?保障は?など様々な疑問があることだと思います。
そんなことないと思いたい、保険会社の破綻についてまとめました。